これから顧客関係管理ツールを導入したいと考えている企業も多いかもしれませんが、数多くのツールがあり、どうやって選べば良いのかわからないと言う場合も多いことでしょう。自社には合わなかった、コストが無駄になった等の後悔を防ぐためにも、自社にぴったりのものを選ぶ必要があります。顧客関係管理ツールの選び方としてまず重要になるものが、自社で運用できるものであるかという点です。顧客関係管理ツールには、多機能でハイスペックなものもありますが、あまりにもハイスペックすぎるものを選んでしまえば、社員が使いこなせないなどの問題が生じ、せっかく導入したのにもかかわらず意味がないものになってしまいます。
顧客情報を入力する営業担当者、情報分析するマーケティング戦略などを行うマーケティング担当者などが、負担を感じることなくサクサクと使いこなせるかどうかを確認した上で導入することが求められます。目標や課題を解決するための機能があるのか、また使わない機能が多ければ余分なコストにもつながるため、これらもしっかりと確認するようにしましょう。そして無料のものか、有料のものかという点です。顧客関係管理ツールには、中には無料で利用できるものもあれば、有料のものもあります。
コストを考えた場合には無料のものが良いと思うかもしれませんが、無料のものは利用人数が限定される、一部のサービスが使えない等の制限が設けられています。本格的な導入を検討する場合には、制限の設けられていない有料の顧客関係管理ツールを選んだ方が良いでしょう。有料のシステムを選ぶ場合には、導入するにあたりどれだけのコストがかかるのか、不要なものを外しコストの削減ができないのかなども検討しましょう。